エジソンの名言散歩

有名な発明家として、数々の世に残る発明を手掛けてきたエジソン。そんなエジソンの発明品は、今では私たちの暮らしにすっかり溶け込んでいるものばかりです。

「努力の人」とも呼ばれたエジソンの残した数々の言葉は、2世紀を経た今の時代にも全く色あせていません。 今回は、そんなエジソンの残した数々の名言から、21世紀の私たちの心に響く名言をご紹介します。  

数多くのの名言を残したエジソンの生い立ちと功績

 

数多くの発明により「発明王」とも呼ばれたエジソン。彼の残した数々の名言からは、ユニークな発想と、好奇心や探求心などのエジソンの人となりを見て取ることができます。

発明の天才であったエジソンの類まれな能力は、幼少期の経験も大きく影響しています。また、青年期以降の数々の発明と多岐に渡る就業経験は、1300にも上る独創的な発明品を生み出すきっかけにもなりました。 こちらではまず、そんなエジソンの生い立ちと功績を見ていきましょう。  

幼少期のエジソン

1847211日、トーマス・アルバ・エジソンは、アメリカオハイオ州で、オランダ系の父とスコットランド系の母の間に7人兄弟の末っ子として生まれました。

「アル」という愛称で呼ばれていたトーマスは、好奇心が旺盛で、何でも知らないと気が済まない少年でした。小学校に入学すると、「なぜ?」「どうして?」を連発し、「他の生徒たちの迷惑になる」と言われて、わずか3か月で退学してしまいます。

その後、エジソンは自宅で母親と学習することになり、自宅の地下室に化学薬品を揃えた実験室を作ってもらいます。 エジソンの好奇心は化学実験に没頭することにとどまりませんでした。自ら新聞を作って売ったり、15歳の時には働いていた鉄道の駅で電信技術を教えてもらったりと、様々な知識を高めていきました。  

エジソンの功績

エジソンの最初の発明は、カナダで電気技師であった頃です。夜間1時間おきに問題がなければ信号を送るという単調な仕事に嫌気がさし、時計を利用して自動的に電信機が信号を送るシステムを発明しました。

1868年にエジソンは電気投票記録機を発明し、初めて特許を取得しましたが、全く採用されませんでした。この苦い経験は、その後の発明に取り組むにあたって、「人々の求めるモノ」をつくるきっかけとなりました。

その後、エジソンはメンロパーク研究所を設立し、類まれな発明家達と次々と発明品を商品化します。そして、蓄音機、電話、電気鉄道、電灯照明などを世に送り、マネジメント面でも才能を発揮したのです。

このように、エジソンの様々な経験と努力が、のちに独自な発想の発明品の原点となっていて、エジソン独自の世界観ともなっていると言えるでしょう。

エジソンの名言セレクト(英語&日本語)

 

努力の人であったエジソンは、実の多くの名言を残しました。こちらではそのエジソンの残した名言の中から、10点ご紹介します。

エジソンの世界観から、人生を成功へと導くためのヒントをご覧ください。 こちらでご紹介する日本語の文は筆者が翻訳しているので、他の出典とは若干訳文が異なるかもしれませんが、ご了承ください。  

エジソンの名言①

  • Genius is one percent inspiration and ninety-nine percent perspiration.

「天才とは1%のひらめきと99%の努力である。」   直訳すると99%の「汗」なのですが、「汗を流して努力する」という意味で、「努力なくして、成功はない」というエジソンの信念が伝わってきます。

もちろん、ひらめきなしで努力しても無駄なのでしょうけれど、努力に努力を重ねたエジソンだからこそ言えたセリフです。  

エジソンの名言➁

  • If we did all the things we are capable of doing, we would literally astound ourselves.

「もし私たちが自分にできることを全て実行すれば、自分自身を文字通り仰天させることになるだろう。」   人間誰しも、努力すればいいとわかっていながら、なかなか思うように努力できずにいることが多いものです。

だからこそ、もしも全力で取り組めば、自分でも驚くような成果が得られるということなのです。 自分にできることを着実にこなしていけば、エジソンのように歴史に残る偉業を成し遂げることも可能なのです。  

エジソンの名言③

  • Show me a thoroughly satisfied man and I will show you failure.

「完全に満足しきった人がいたら、それは落伍者だ。」 現状満足して上を目指さない人は、エジソンにとっては「落伍者」と同意語でした。

数々の成功を収めたにもかかわらず、次々とさらなる発明を続けられたエジソンの原動力はここにあったのです。 エジソンのように向上心と向学心があれば、常に上を目指すことができるのです。  

エジソンの名言④

  • Never get discouraged if you fail. Learn from it. Keep trying.

「失敗したからと言って決して失望してはいけない。そこから学び、チャレンジし続けるのだ。」   失敗を経験すると、ついそのまま諦めてしまいがちですが、エジソンは違いました。

「失敗は成功の元」ということわざもあります。失敗から学びチャレンジし続けられたからこそ、他の人にはできなかった数々の発明で、世界を変えられるほどの偉業を成し遂げることができたのです。 失敗をバネにチャレンジしてこそ、成功がついてくるのです。

エジソンの名言⑤

  • Our greatest weakness lies in giving up. The most certain way to succeed is always to try just one more time.

「私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するために最も確実な方法は、常にもう1度だけ試してみることだ。」  

普通の人ならば、失敗したり、なかなか結果が見えてこないと、つい諦めてしまいがちです。エジソンの成功の秘訣は、そこでもう一度チャレンジしていたこと。 諦めてしまう前に、もう一度試してみて、それから決断するのでも遅くはないのです。  

エジソンの名言⑥

  • I find out what the world needs. Then, I go ahead and invent it.

「まず世界が必要としているものを見つけ出す。それから先へ進んでそれを発明するのだ。」

  初めての特許で大失敗したエジソンは、それ以降の発明は、自分のための発明ではなく、人のための発明へと変化させることにより、偉大な発明家となりました。 自己満足のためではなく、誰かのために仕事をすることは、現在でも大切なことです。  

エジソンの名言⑦

  • Just because something doesn’t do what you planned it to do doesn’t mean it’s useless.

「何かががうまく機能しないからといって、それを無駄なものだと決めつけてはいけない。」  

エジソンは発明品がうまく機能しなくても、改良を重ねて最終的に商品化にこぎつけることができました。何かがうまくいかないからと、無駄なこととは決めつけるのは早すぎます。

これは、仕事やルールでも同じです。やり方を変えてみるなり試行錯誤を重ねることにより、新たな道が見えてきて、うまくいくこともあるのです。  

エジソンの名言⑧

  • I am not discouraged, because every wrong attempt discarded is another step forward.

「私は決して失望しない。なぜなら、どんな失敗も新たな一歩となるからだ。」  

失敗しなければ、どこが問題なのかにも気づくことはできません。失敗するたびに、失望していては前進することができないのです。

新たな一歩を踏み出すためには、失敗を恐れずに着実に目標へと向かいましょう。小さな積み重ねも、最後には大きな結果を生み出すことになるのです。  

エジソンの名言⑨

  • Many of life’s failures are people who did not realize how close they were to success when they gave up.

「人生に失敗した人の多くは、諦めたときにどれほど自分が成功に近づいていたか気づかなかった人たちだ。」

  人生に失敗したという人は、実は成功のすぐ近くまで来ていたのに気づかなかった、チャンスを逃したことに気づいてないとエジソンは考えていました。

「人生もう終わりだ!」と思う前に、自分のやり残したことを省みて、何がダメだったのかもう一度分析してみましょう。 すぐそこに成功への道が見えてくるかもしれません。  

エジソンの名言⑩

  • Discontent is the first necessity of progress.

「不満というものは進歩のために最も必要なことだ。」

不満がなければ、発展はあり得ません。不満があるからこそ、現状を改善したいとよりよい道を模索するのです。もちろん、不満ばかり言って人生や仕事を進めないのは失敗の種です。

ですが、エジソンの言う不満を持って改善すべき点が見つかれば、そこから出発すればいいのです。  それが成功への道につながってゆくのです。

エジソンの名言トピックスー失敗を恐れてしまう時に

エジソンの名言で失敗しても立ち上がって前に踏み出す勇気を!

発明王エジソンは歴史的偉人として知られており、その生涯に約1,300もの発明と技術革新を実行した人物です。

しかし彼は単なる天才ではなく、苦労を乗り越えた努力家でもありました。

発明家として歴史に名を残した彼も、幾度も失敗を経験しています。

失敗を恐れてしまう時にエジソンの格言や言葉を思い出すと、前に踏み出す勇気が出るかもしれません。

なかなか前に進めない人のために、エジソンが残した格言や名言をまとめて紹介します。

失敗を成功につなげるエジソンの名言たち

★私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

 数々の発明で世間に影響を与えたエジソンにも失敗はあり、しかし彼はそれを前向きにとらえて励んでいたのでした。

 ★失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ。

 成功の反対は失敗ではなく、そうした意味で彼の人生には失敗はなかったのかもしれません。

 ★わたしは、決して失望などしない。どんな失敗も、新たな一歩となるからだ。

 失敗を次につなげる姿勢こそが、何よりも重要なのです。

 ★成功しない人がいたとしたら、それは考えることと、努力すること、この二つをやらないからではないだろうか。

 エジソンはただの天才発明家ではなく、努力家としても知られていたのでした。

 ★ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。勝負はそこからだというのに。

 数々の発明を世に残したエジソンらしい言葉と言えるでしょう。

 ★困るということは、次の新しい世界を発見する扉である。

 困難の中にことチャンスがある、そんなメッセージが込められた格言です。

 ★人から批判されることを恐れてはならない。それは成長の肥やしとなる。

 反対に考えると他人からの批判がまったくない状況には刺激がなく、周囲の環境に同調追従しているだけかもしれません。

 ★ 一心不乱に働くこと。これが気分転換には最高なんだよ。

 今の時代では通用しない言葉かもしれないですが、エジソンが本当に発明が好きだったことが伺えます。

 ★より良い方法は、常に存在している。

 これよりも良い方法はないと決めつけて現在の自分や常識を過信するな、という意味の格言です。

 ★私は耳が悪かった。 だから、蓄音機を発明できたのです。

 実はエジソンは耳に問題があったのですが、ハンディキャップをエネルギーとして発明を成功させたのでした。

 ★発明するためには、豊な想像力とゴミの山が必要だ。

 ゴミの山とは単なるゴミではなく、発明の過程で自然に出てくる努力の現れだと思ってください。

 ★最初のひらめきが良くなければ、いくら努力してもダメだ。ただ努力だけという人は、エネルギーを無駄にしているにすぎない。

 努力家であるエジソンだからこそ、無駄な努力を嫌っていたのでしょう。

 ★人生に失敗した人の多くは、諦めたときに自分がどれほど成功に近づいていたか、気づかなかった人たちだ。

 失敗を恐れて歩みを止めてしまうことは、エジソンに言わせればもったいないことだったのでしょう。

 ★他の発明家の弱点は、ほんの一つか二つの実験でやめてしまうことだ。わたしは自分が求めるものを手に入れるまで決してあきらめない。

失敗をプラスに変えよう!

 発明王と呼ばれたエジソンも1回や2回の実験で成功を収めたわけではなく、その過程で起きた失敗をポジティブにとらえていました。

エジソンが残した言葉やエピソードをチェックすると、どんな天才であっても必ず失敗を経験していることがわかるでしょう。

失敗を恐れて何もしないよりも、自らの成長のために勇気を出して進むことが重要なのです。

彼にように小学校を追い出されるまで疑問を言葉にする必要はなくても、物事を上辺だけで分かった気にならず、物事の本質をよく考えてみることも必要でしょう。

失敗も含めて成功があるのであれば、貴重な経験ができたとプラスに考えられるかもしれません。 

・エジソンの有名なエピソード

 天才であり努力家であったエジソンについて、有名なエピソードを紹介します。

彼の人間性や世界に与えた影響の大きさなどがわかるでしょう。

 ・・彼の死に対して全米が電気を消して追悼した

 エジソンは白熱電球、つまり電気で点く電球の発明者です。

彼の死がアメリカで催され、世界各国から多くの人々が集まりました。19311021日全米では彼の死を弔うために、22時から1分間電灯が消されたのでした。

エジソンによって電気が広まる前の夜が再現されたのです。 

・・柔軟な思考の持ち主

 

助手が電球の容積を算出しようと、複雑な計算を行っていた時でした。

エジソンはそんな助手を見て、私なら電球に水を入れて容積を量ると言ったのです。

学校には通わなかった彼だからこそ、常識の枠にとらわれず柔軟な思考を武器にできたのでしょう。

エジソンほどの人物となると、学校は窮屈な場所だったのかもしれません。

 ・・間違った名言が広まっている?

 実はエジソンは、1パーセントのひらめきと99パーセントの努力が重要だとは言っていないのです。

彼は世間が勝手に自分自身のエピソードを美談にしていることを残念に思い、ある会見でも間違った名言について否定しました。

99パーセントの努力がとても大切であるが、1パーセントのひらめきがなければ99パーセントの努力が無駄になってしまう、と言いたかったようです。

・エジソンの名言が生み出された源泉とは

それでは、最後に、今一度、エジソンの生涯を違った角度から追いながら、その名言が生み出された、エジソンという偉人の源泉を探ってみましょう。

蓄音器や白熱電球、活動写真などはエジソンによって生まれたとされています。発明家であり起業家でもあった彼は、一体どのような人物だったのでしょうか。

・・子どものころから様々な疑問を持っていた

 1847211日にオハイオ州マイランで、7人兄弟の末っ子として誕生します。

彼は少年時代からとても知りたがり屋で、たとえば算数の授業の簡単な計算式を鵜呑みにできなかったようです。

何故だと疑問の言葉を連発する彼に学校の先生はお手上げ状態で、ついにはわずか3ヶ月で小学校を退学してしまったようです。

その後彼は自宅で勉強していたようです。

 ・・発明王になるきっかけ

 15歳のころ仕事をしながら発明を続けていたエジソンは、駅でひかれそうになった子どもを助けます。

子どもの親だった駅長はお礼として、エジソンに電信に関する技術を教えます。

エジソンが将来技術者となるきっかけだったと言われています。

 ・・蓄音機、白熱電球などを発明

 1877年に蓄音機の実用化を成功させ、その後研究室を設立して発明集団を組織します。

蓄音機に続いて白熱電球や電気鉄道、鉱石分離装置など様々なものを発明して世に広めます。

研究所に所属していた彼の部下も発明家として開花し、たとえば動画撮影機の生みの親であるウィリアム・ディックソンなどが所属していました。

 そして・・晩年は死者との交信について研究

 高齢となった彼は経営者としては引退しますが、研究を続けていました。

晩年の研究テーマは死者との交信、つまり霊界との通信機を発明することでした。

191412月に研究所が火事の被害に遭うのですが、それでも彼があきらめることはありませんでした。そして19311018日、84歳でこの世を去ります。

エンジニア、発明家、実業家としても優れていたエジソン。単なる天才ではなく、努力の人でもあったということが、これらの名言よりうかがい知れます。

しかし、努力の人であるとともに、心霊家としての側面があったことが、偉人・エジソンの最大の特徴です。

「99%の努力と1%のひらめき」、そのひらめきの源泉は天上世界にあったといえるでしょう。

歴史に名を残したエジソンのようにはなかなかなれませんが、学ぶことはたくさんあります。人生の先輩としてのエジソンの名言、心に留めておきたいものです。つらいこと、苦しいことがあった時は、是非エジソンの言葉を思い出してみましょう。

 

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